2016年5月8日日曜日

奇跡の格闘 -院長VSカジキマグロ-

最終日の明朝から2時間半がラストの釣り。

出発を見送り出すように師匠からの
「院長は何か持ってるからきっとやってくれることを期待してるわ」

5/8 AM6:30過 
その言葉通りの奇跡が起きる!

ギュイーン、ギュイーン、ジジジジジジィーーーーーー。

猛烈な引きだった。

船長がすぐかけ寄り、
「カジキや‼︎」

水面からツノを空に向けて跳ね暴れた。


時速100キロを超える速さで泳ぐというバショウカジキだった。


もう交感神経MAXのアドレナリン全開。

絶対に獲ってやる!


もうこのファイトに全身全霊をかけると決め、

腕も背中も腰も
カラダが破壊されそうになり、
後ろから相方が私の腰をガッチリ掴んでくれていた。


自分に課した9ヶ月間のトレーニングを信じ

どれだけ格闘しただろう。

もう暴力という強さと言った方が適切かもしれません。


海に引きずり込まれるのに耐えるので限界。

水面から巨体をうねらせ跳ね暴れまくる。

竿も折れそうな角度、リールは半回転も回せない...

諦めない私は
持久戦に持ち込んだ。

しんどい、苦しい、
痛いという感覚を超え


夢にまで見た光景が現実に起こっている瞬間を掴むことだけに集中しジワジワとクソ力で寄せる。


とうとう船べりに寄せ上げると2人がかりでカギを刺し

ついに、カジキを釣り上げたのだ...

すぐ測定器で計量すると
270cm・ほぼ70kg


バショウカジキでは最高のサイズで
船長からマリンチャレンジャーで歴史を残したら選ばれるという

「100人衆おめでとう」と祝福して頂いた☆


0 件のコメント:

コメントを投稿

タチウオ遠征

久々にリフレッシュしに昨夜からクルマを走らせ目の前が瀬戸大橋の岡山の児島へ。 午前中の近場はポツポツ拾い釣りで 全く船中が盛り上がらず... そんな状況を挽回すべく船長は 大移動! 見たことない景色を検索すると... なんとなんと 愛媛県の新居浜沖まで。 読みが正解でアタリが増し...