2017年2月5日日曜日

膝関節のトラブル

半月板痛めた...
ってよく耳にしませんか?

一体どこの部分??って思ったことないでしょうか?


大腿骨と脛骨の間隙に位置する
板状の線維性軟骨から出来ている半月板。


自動車のサスペンションの部分に例えますが、
衝撃を吸収する重要な部分。


半月板は内側と外側のふたつのパーツが存在しています。

膝から上の大腿骨と膝から下の脛骨の間に挟まるようにセッティングしてあり、
その骨を4本の靭帯で固定してあります。

半月板損傷は、1回の大きな外力によって生じる急性の半月板損傷と、頻繁に膝関節に加わる外力によって生じる慢性の半月板損傷があります。


前者は若年者のスポーツ経験者に多く、後者は中高年以降に多くなります。とくに膝関節の変形が認められる場合は、高い確率で半月板も変性しています。


スポーツでは膝の動きが多いバスケットボールやバレーボール、サッカーやスキーといったスポーツで好発しやすい傾向にあります。


スポーツ外傷の場合は、半月板単独の損傷よりも、前十字靱帯や内側側副靱帯を合併損傷している割合のほうが多いと言われます。


損傷の判別の現象は、

①ロッキング(膝伸展不可)

②キャッチング(引っかかり感)

③弾発現象(クリック音)

④膝崩れ(giving way)

などが特有の兆候が起こります。


中高年層の場合は、加齢に伴い慢性的な機械刺激が加わって徐々に変性断裂が進行していきますので、断裂面は不整な状態となっています。


断裂面を縫合することは困難であり、ほとんどの場合は不整な部分を内視鏡を用いて切除し、断裂面を整備することになります。


自身で感じる損傷の兆候としては、

①まず腫れが強くでる。

②ブヨブヨとして関節液が溜まる。

③歩行時と荷重時に深部に刺すような痛みが出る。


初期に一番大切なことはアイシングで患部の炎症を引かせることです。

次に安静固定する。


半月板は一度傷つき摩耗すると

二度と再生することのない部分ですから大切に保護していかなければなりません。



今日は膝についてのお話でした。





0 件のコメント:

コメントを投稿

タチウオ遠征

久々にリフレッシュしに昨夜からクルマを走らせ目の前が瀬戸大橋の岡山の児島へ。 午前中の近場はポツポツ拾い釣りで 全く船中が盛り上がらず... そんな状況を挽回すべく船長は 大移動! 見たことない景色を検索すると... なんとなんと 愛媛県の新居浜沖まで。 読みが正解でアタリが増し...