2015年3月27日金曜日

手首のケガ

手首のケガには大別して捻挫・打撲・脱臼・骨折に分けられます。

手根骨という8個の小さな石みたいな骨と肘の関節まで伸びる2本の骨で構成されている手首の関節。

手首のケガで構造上、圧倒して多いのは親指側ですね。今回は発生頻度の高い2つのケガについてお話しします。


①手根骨の脱臼

外力の程度、方向により手根骨は脱臼することがありますが、頻度としては、月状骨が最も多く見られます。
疼痛、運動制限はもちろん、圧痛や腫脹などの症状も著明です。

てんま整骨鍼灸院で整復すればすぐに元の位置に戻せますが、安静にしていても約2週間は違和感や痛みが残ります。


②手根骨の骨折

最も外力を受けやすい位置にある舟状骨は、細長いその特異な形態の為に転倒した際に肘関節を伸ばし、手関節を背屈して、手をついた時に骨折が生じる事があります。

 症状としては、疼痛、運動制限、腫脹、圧痛など脱臼とほぼ同じで、腫れ方や皮下出血の仕方や運動制限の程度でほぼ判別はできますが、非常に解りづらい部位の為、レントゲン撮影でも骨折線の明確でない事があります。

疼痛が引かず続く様であればMRI撮影をした方が良いかもしれません。

特異な形態と血行分布の為、完全な治癒に時間を要し、的確な固定を要します。

レントゲン撮影を何回しても治りはしません。
きっちりとした固定をすることが一番重要なことですね。




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