超音波とは、人間の耳では聞こえないほど高い周波数で振動する音波と定義されています。
この超音波の機械的振動を生体に照射すると、組織が加温され、生体内にある数ミクロの微小な気泡が圧縮と拡張を繰り返し、細胞膜を刺激し活性化することが可能です。
体表から2㎝程の3MHzと筋の最下層及び骨膜まで届く1MHzと使い分け治療します。
出力を連続出力(100%)で使用すると機械的振動が熱エネルギーに変換され
①血流の改善・増大
②疼痛の緩和
③組織の伸展性の向上
の治療効果が得られます。
また、パルス出力(50%)で使用すると熱の発生を抑えることができ、
①マイクロマッサージ効果
②細胞膜の活性化の改善
が出来ます。
てんま整骨鍼灸院では、ミナト医科学のSONICTIZER SZ-100を県内1号機として導入しました。
この機器の一番優れた点はBNR値が格段に低く、
これは何かというと、
プローブと呼ぶ照射する皮膚に密接する導子からの均等性を示す数値です。
不均等いわば、BNR値が高いと照射がバラつき、局所的に強い弱いの差が生まれ、逆に生体組織に負荷を与えてしまうのですね。
安全に最大の効果を期待するためには治療機器の性能も大切です。
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